ブロックチェーン技術を活用した未来のワークスタイル提案

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Text By:techhub Blog 編集部

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2017年のビットコインを始めとする仮想通貨の熱気から、2018年に入り、それらを支えているブロックチェーン技術への注目が高まっており、仮想通貨というものだけにとらわれず、ブロックチェーン技術の本質的なメリットを多様な分野で活かそうとする動きが活発になりつつあります。

そのような中、インセンティブ・ポイントプログラム「Yume Coin」の試験導入を6月より開始したベネフィット・ワン社と、導入を支援したZEROBILLBANK JAPAN社によるセミナー「インセンティブ・ポイント2.0~IoT×ブロックチェーンを活用した最新テクノロジーで変革する新しい働き方~」が開催されました。

プログラム―――

1.未来のワークスタイルを見据えた最新技術の活用について
ZEROBILLBANK JAPAN株式会社 代表取締役CEO 堀口 純一 氏

2.事例紹介
沖電気工業株式会社 イノベーション推進部長 大武 元康 氏

3.パネルディスカッション
4.懇親会

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セミナーでは、企業がブロックチェーン技術によるコインという形のインセンティブ・ポイントを導入することで享受できるメリットについて語られました。

企業ブロックチェーン導入のメリット

行動をコインに変える

企業が求める行動を社員が実践した場合にはコインを付与するというもので、例えば位置情報システムと連携し、オフィスの一定範囲から出ると「定時退社ができた」というプログラムがはしり、定められたコインが実践者に与えられます。

社員の得意分野を視覚化

「コインが積み上げられる」つまりは働き手が得意とする行動が何なのかを視覚化(数値化)できます。

手に入れたコインをモノなどの報酬に変える

導入企業によっては、社食やカフェでの支払い利用などが考えられます。また、新規事業などでプロジェクト内トークン(ストックオプション)を発行し、プロジェクトがうまくいった時は利益の一部を受け取れる権利を与えるなどが考えられます。

一つの企業にとらわれない仕組みが可能

これまでは、一つの企業に属し、決められた時間・決められた場所で働く時代で、企業ごとの評価システムや健康管理システムというもので機能していました。しかし、これからの労働力が流動化する時代においては、既存の仕組みでは対応しきれなくなる可能性があります。この仕組みが導入されれば、一企業システムの枠をこえ、より広い枠組みの中で働くことも可能です。

まとめ

まだまだ試験段階ではありますが、これまでの人事評価制度にはない「リアルタイムな評価を受けられる」など、社員にとって仕事に対するモチベーション向上に大きく貢献するものです。また、今後はより一層、色々な働き方が求められる中、柔軟な対応が可能な技術であることを感じさせられました。引き続き、同社の今後の活動に注目です。

開催日・会場
2018年6月13日(水)
TRAVEL HUB MIX